岩谷時子賞

岩谷時子賞

 岩谷時子賞の辻井伸行さんは、第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでの優勝もあり、クラシックCDの売り上げ増に大きく貢献。ショパン誕生200年を飾る記念アルバム『マイ・フィイヴァリット・ショパン』を発表するなど、これからの時代をになうアーティストとして高い期待と評価をされていることが受賞理由。
 奨励賞の安蘭けいさんは、宝塚退団後のTheMusical『AIDA』初主演や、コンサート『UNO』などの活躍、および舞台生活20周年を機に今後の活動に期待しての受賞。平原綾香さんは、クラシックに歌詞をつけ、一般のJ-POPファンにクラシックの魅力を知らしめ、クラシック・ファンの裾野を広げた功績に対して。また別所哲也さんはアジア最大級の短篇映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル」を主宰するほか、『レ・ミゼラブル』をはじめ長年にわたるミュージカルへの出演貢献が評価されての受賞。
 加山雄三さんは、デビューしてから長きにわたり、第一線で俳優、歌手、作曲家として多方面で活躍。作曲家・弾厚作として、岩谷時子とのコンビによるヒット曲も多数。今年芸能生活50周年を迎えることから特別受賞に選定しました。

審査委員<五十音順 敬称略>

川口 真(作曲家)
草野浩二(音楽プロデューサー)
都倉俊一(作曲家)

2010年4月7日 帝国ホテルにて授賞式開催

授賞式